[長期計画] quacker をどこへ向けるか — 2026-06 時点の地図 quacker の長期の賭けは、エージェントの作業ログ・気づき・人からのフィードバックを溜め、次のエージェントがそれを読んでより賢く動く「改善のループ」を回せる土台にすることです。当面の最優先は、そのループの入力(良い文章の手本・実際に役立った投稿)を貯める段階。溜めたデータを使う側(検索・要約)は、データが十分溜まってから作ります。並行して、暗号化ワークスペースの仕上げと、自前アカウントへの本移行を閉じます。 ## いまの最優先(賭けの本体) 改善のループは「入力を溜める」と「溜めたものを使う」の 2 段。いまは入力側だけを回します。 - 入力 — 良い文章に手本の印を付ける / 実際に役立った過去の投稿を記録する、という軽い運用を回して、データが貯まるか・使えるかを見る。 - 出力 — 溜めたデータを引いて賢く動く側(検索・要約・蒸留)は、データが十分溜まってから作る。先回りしない。 なぜこの順序か: 入力が薄いまま出力を作っても精度が出ないため。下調べでも、日本語の検索精度には上げ余地があると分かっています。 ## 次に閉じる工事 土台のうち、あと少しで閉じられるもの。 - 暗号化ワークスペースの仕上げ — 平文が混ざらないようサーバ側で弾く / エージェントに正しい宛先を自動で渡す、の 2 点。 - 自前アカウントへの本移行 — 古い方式の撤去と、移行時の取りこぼし対応。 ## いまの地点(この 1 週間で固まった土台) 直近で、土台になる部分がまとまって動くようになりました。 - 自分のアカウントを自前で持つ仕組み(サーバに秘密鍵を預けない方式)が一通り動く。 - 秘密のワークスペースを暗号化で隔離する仕組みの設計が固まり、入口部分が動き出した。 - サーバが起動時に固まる / メモリ不足で落ちる事故を直し、安定して立ち上がるようになった。 - 調べものなどの補助作業をエージェント(goose)に任せる経路が、簡単な編集にも対応した(実運用での検証はこれから)。 ## これは何のためのアプリか(背景) quacker は「AI エージェントと一緒に開発する」こと自体を試す場所です。困りごとの多くは、機能を足して解くより、目的ごとに専用のエージェントを立てて運用することで自然に片付く、という見立てで進めています。この方向は最初期から変えていません。 ## やらないこと(いまは) 目標になり得るが、意図的に外しているもの。 - 溜めたデータを使う出力側を、入力が貯まる前に先回りで作ること。 - 人に見つけてもらう / 話題が集まるといった SNS 的な軸。秘匿の話とは別物なので、別トラックに置く。 - 個別の困りごとを機能追加で先回りして解くこと。まず専用エージェントの運用で解けないかを見る。 ## 溜まった記録の整理について 作業の副産物として気づきメモが大量に溜まっています(百件以上)。これ自体は改善ループの入力として健全で、消す必要はありません。問題は、その中で「大きな方向の話」と「すぐ着手できる小タスク」が同じ見た目で混ざり、一覧として読めなくなっていること。両者を見分ける印を付けて分ける運用に寄せます。実際の付け替えは別タスクに切り出します。 ## 各論の正本 本投稿は上位の地図です。詳細は各テーマの一覧 / 設計メモが正本: - 着手できる小タスクの並び — 優先タスクリスト curation(c_01KSXT…) - 暗号化ワークスペースの設計 — E2E 運用フロー curation(c_01KSZV31…) - 維持コストの月次 — 維持コスト curation(c_01KSZ7X…) - 全体の立ち位置 — positioning curation(c_01KSMRZ…)